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ベビーマッサージは国家資格?違法?乳幼児マッサージのトラブルを正しく理解しよう!

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メリットばかりじゃない! ベビマの“危険”について正しい知識をつけよう!

ベビーマッサージってどんな資格なの?

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近年注目を 集めている“ベビマ”ことベビーマッサージ。最近では、多くの方が資格を取り教室を開くなどしています。しかし、ここで気になるのが、ベビーマッサージの資格とは一体何なのかというところ。そこで、まず初めに言っておきたいのが、ベビーマッサージは国家資格ではないということ。

よく、ベビーマッサージ資格を取りました! と聞きますが、それはあくまでも民間資格です。○○教室、○○協会など、現在多くの場所でベビーマッサージ講習が開かれていますが、それぞれの教室や協会が定めた一定の講習を受け、試験に合格すれば資格が取得できるようになっています。教室に通って資格取得を目指す場合では数日で資格が取れることも多く、素人同然の人でも教室を開けてしまうことを問題視する人も多くいます。

そもそも日本で、法的に認定されているマッサージ師は、はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師のみです。“あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律”には、以下のように記されています。

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医師以外の者で、あん摩、マツサージ若しくは指圧、はり又はきゆうを業としようとする者は、それぞれ、あん摩マツサージ指圧師免許、はり師免許又はきゆう師免許(以下免許という。)を受けなければならない。

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引用元:http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22HO217.html

そのため、たとえベビーマッサージの資格を持っていても、これらの国家資格を持たない限り他人の赤ちゃんをマッサージすることは違法となります。

 

乳幼児のマッサージトラブルには要注意!

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ベビーマッサージは親子にとって様々なメリットがありますが、同時に、トラブルが起きる可能性も十分あります。中でも一番多いトラブルが、赤ちゃんの肌に異常が出たというもの。ベビーマッサージにはオイルを使用しますが、そのオイルによって赤ちゃんの肌がかぶれてしまうことが多くあります。

大人用のオイルには様々な添加物が含まれるので、赤ちゃん用のものを使うことを心がけましょう。また、赤ちゃん用ならなんでも大丈夫というわけではないので、事前にパッチテストをして、異常が出ないかどうかを確認してから使うといいでしょう。さらに、赤ちゃんは非常にデリケートですのでマッサージの力加減にも注意が必要です。力を入れすぎてしまうと関節を外してしまうこともありますので、やさしく撫でてあげましょう。オイルの量も、多すぎず、赤ちゃんの肌とお母さんの手との間で摩擦が起きない程度で大丈夫です。

また、先ほども述べたように、ベビーマッサージの資格は数日間の講習を受けるだけで簡単に取れてしまうものが多くあります。また、資格を出している教室や協会なども様々です。つまり、人間の体について知識が十分にない状態で他人にベビーマッサージのやり方を教えることになってしまうことが多々あります。

残念ながら、過去には赤ちゃんにマッサージを行ったことによる死亡事故も起きています。この事故の場合、赤ちゃんのお母さん本人ではない方が施術をされていたので、ベビーマッサージによる死亡事故ではないとの意見もあります。しかし、もしベビーマッサージ教室に通うときは、そこの講師の方がどんな方なのか、どこでベビーマッサージを学んできたのか、などについて一度調べてから行くのをおすすめします。

 

ベビーマッサージトラブル事例

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ご存知の方も多いと思いますが、赤ちゃんへのマッサージによって過去に1つ大きな事故が起きてしまっています。

昨年、「ズンズン運動」という独自の方法で施術を行った結果、生後4ヶ月の男児を死亡させたとして「子育て支援ひろばキッズスタディオン」というNPO法人の元理事長が逮捕されました。今年8月には執行猶予付きの判決が大阪地裁から下されています。姫川尚美被告は、6月に男児を死亡させた以前にも同じズンズン運動を当時1歳の男児に行い死亡させていました。1度死亡事故が起きていたにもかかわらず、犠牲者を増やしてしまったことは非常に残念です。

彼女は1時間10,000円という高額で施術していましたが、それでも客が絶えることはなかったそうです。12年間で6000人以上の乳児を施術し、いくつか本も出版していたようですが、実際にズンズン運動を受けた子供の中には意識を失うなどの体調不良を起こした乳児が多数確認されています。

このように、受講者が多いから、本を出版しているからといって、そこの教室が安全とは限りません。この他にベビーマッサージ関連での大きな事故はまだ報道されていませんが、この事故後、ベビーマッサージを危険視する声が上がっているのも確かです。マッサージ業界には法の穴をくぐって営業している“グレーゾーン”が多く存在しているので、実際、ベビーマッサージを違法だとする意見もあります。

 

今回は、ベビマの危険な面についてお伝えしましたが、もちろんメリットもたくさんあります! 正しい知識をつけて、トラブルを回避しましょう!

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